本題に入る前に…
昨日のブログでクロミッドによる体調の変化が殆ど無いと書いていましたが、ありました!
気のせいかなと思ってたけど間違いない。トイレが近くなりました。
帰宅中にお手洗いに行きたくなってソワソワすることも;
あんなに「薬の効果とは(ー_ー)」と思っていたのに、改めて思い返してみると影響が顕著に出てたんですね。これでちゃんと排卵が起こってくれたら言うことなしです。
初めての不妊相談
↑前回の続きになります。
妊活開始から1年。自分が不妊であると自覚した私は、意を決して不妊治療を行っているクリニックに行くことに決めました。
ありがたい事に会社と自宅の間に不妊治療をしている病院が複数あり、まずはネットの口コミを見ながら病院選びからスタート。
実績がある有名な病院は予約してても待ち時間がとても長く、治療も流れ作業のようだという声をよく見かけます。私としては初めての不妊治療なので、こんな息苦しい環境で治療はしたくないと思いました。まずは勉強のつもりでゆっくり医師の話も聞いてみたかったので。
今思えばこの条件で病院を選んで正解でした。
私が選んだのはビルの中にあるこじんまりとしたクリニック。先生は実績のあるベテランおじいちゃん。その割りに待ち時間は長くても15分ぐらいだし、スタッフさんは皆親切。初診の時点でここにしてよかった!と思いました(笑)
基礎体温表を見て、「う〜〜〜ん…」と唸る先生。何を言われるかビクビクしている私。
「生理周期長いねえ」
やっぱりーーーー!!!(;▽;)
長期に渡って基礎体温記録していたのでそれを全部捲って「多分そういう体質なんだろうね。昔から周期が乱れがちだったんじゃないかな?」と言われました。
自分自身は昔は定期的に生理がきてたと思っていたのですが、当時は記録も取ってなかったし、自分が正常だと思い込んでいただけかもしれません。
尿検査と血液検査を受けて、次回結果を聞くことになりました。
多嚢胞性卵巣症候群と甲状腺機能異常
FSH 7.1
LH 16.8
PRL 30.7
以上の結果から多嚢胞性卵巣症候群であると診断されました。
不妊治療のブログや読み物でよく見かける病名。
自分にもその診断が下り、「ああ私は本当に不妊症なんだ」と落ち込みました。
そしてもう1つ問題が。
TSH 5.88
甲状腺ホルモンの数値に異常が見つかりました。
TSHの正常範囲は大体0.50〜5.00。私はオーバーしています。
この数値が高いということは甲状腺機能が低下しているということ。そして、流産のリスクが高くなるということ。
多嚢胞よりこっちの方がショックでした。もし授かってもダメになる可能性が高いなんて…
一時的なものかもしれないけど、大きな病気が隠れている可能性もある。
不妊治療を始める前に甲状腺の専門病院で検査を受けることをすすめられ、紹介状をもらいました。
思いもよらぬ事態に頭が真っ白。
家に帰って泣きました。
甲状腺の検査
なんで甲状腺?今まで何ともなかったのに。と思いながら渋々検査へ。
検査方法は採血とエコー(くすぐったい)でした。
すぐに不妊治療を始められると思ってたのにまさか甲状腺の検査を挟むことになるなんて…。有名な病院らしくて患者さんも多く、長い待ち時間に只々疲れました。
今回の結果はTSH 3.50
正常範囲内です。この間は原因不明だけど一時的に高い数値が出たのだろうとのことでした。橋本病の可能性も無いようなので一安心。
本来3.50程度ならお薬は出さないそうですが、妊娠希望中なのでベストな数値である2.50を目指すためにホルモンの薬を処方されました。チラージンです。
滅多に風邪引かない健康体だった自分が毎日薬を飲むようになるなんてちょっと悔しいですが(笑)、これも自分のためなので仕方がない…!
以上すべて今年の8月の出来事です。
不妊治療を始めて今月でやっと3ヶ月目になりました。
8月以降はブログの妊活カテゴリに書いている通りです。チラージンは今も飲み続けています。
今日までの経緯を纏めてみると、自分はまだスタート地点にいるんだなと改めて感じました。まだ何もやれてないというか…。今週クロミッドを飲み始めてようやく「始まった」という気がしています。
勿論出産がゴールではないけれど、どこまで、どうやって走っていくか、夫婦でしっかり考えていかなければ。