もうたっっっっっくさんの方が彼らについての記事を書いていると思いますが、私もその波に乗っかってみようと思います。
昨日夫がスマホニュースを見ながら「嵐が活動休止するんだって」と言った時、私は驚きよりも「そうなのか～」と、割と冷静に受け止めました。
しかし、段々と「え…嵐が活動していない日本って想像できない…」と寂しさを通り越して恐怖がじわじわと滲み出てきました。
ファン、と呼べるほどではありませんが、嵐は大好きです。
詳しいわけではないしライブに行ったこともない。だけどテレビから伝わってくるメンバーの人柄の良さに惹かれます。バラエティーなんかでキャッキャ戯れている様子が、少年がそのままおじさんになった感じがしてとても微笑ましい。
じゃあデビュー当時から好きだったのかと言いますと、実はNOなんです。
寧ろ嫌いの部類に入ってたぐらいで；(ファンの方すみません)
と言うのも、元々私はデビューしたばかりのジャニーズグループを厳しい目で見ちゃう癖(？)がありましてね…。「歌番組でJr.を一緒に踊らせている間はまだまだだな」と、何様な基準を持っていました。いや、今も持ってる！すまん！「これから頑張れ」とは思えても「好き」には繋がらないんだな～。ファンサービスが媚び売ってるように見えて苦手なの…。それがお仕事だってわかってるんだけど＾＾；
あと、嵐がデビューした1999年頃に私が嵌っていたアーティストはL'Arc～en～CielとかGLAYだったので、アイドルに惹かれなかったのも無理もないｗ
「アイドルは自分で曲作ったりしないし、ファンに笑顔振りまいてるだけじゃん」なんて言ってるマセガキでした。当時の自分を正座させて説教したい…。
彼らがデビューした頃はそんな感じで冷めた目で見ていたけれど、唯一「嵐が出るなら見よう」と思えていた番組がありました。
うたばんです！
とんねるずの石橋貴明さんとSMAPの中居くんがMCを務める音楽バラエティ番組。懐かしいなぁ…！
トークの中で嵐のメンバー(主に大野くん)が中居くんに生意気言ってバトル勃発、というお決まりのパターンに何度笑わせてもらったか…！
こういう絡み方ができるってことは先輩からも信頼され、可愛がられていたんだろうなと今になって思いました。
いつ「嵐好きやわ～」となったかは覚えていないけど、彼らも年を取るにつれてどんどん個々の魅力が増していって、そこに無意識に惹かれていった人は私だけではないと思います。
私の家族もアンチアイドルの気があったけど、嵐に関しては好意的になっていったなぁ。
櫻井くんが慶応受かった時は純粋に凄いと思ったし、キャスター業もこなしているし、大野くんの歌の上手さやニノの演技の上手さ、相葉くんの親しみやすさ、松潤の嫌味の無い格好良さ…。眩しい。SMAPとはまた違った良さがある。
「今一番支持されている芸能人は嵐」と言われても納得してしまう。
で、今回の活動休止に関してですが……もうっ…！頑張ったな～って思う(ＴＴ）
一般人であれば「明日も仕事か…しんどいな…苦しいな」「他にやりたいことがあるんだけどな…」なんてことになったら思い切って仕事を辞めたらいい。
でも嵐は今や国民的アイドル。簡単には辞められません。
KAT-TUNの田口くんが辞めた時も思ったけど、年齢の節目って自分の人生についていろいろ考えてしまうと思うんですね。このままでいいのか？新しいことを始めるなら今じゃないのか？と。
2020年に40歳になるということで、大野くんも思うところがあったんだろうな…。
自分の人生がこれで正しいかなんて誰にもわからないし、迷い悩むのは当たり前のこと。
勇気を出してメンバーに伝えた大野くんも、それを尊重してそれぞれの未来を歩む決心をした他のメンバーも素晴らしい。本当に誰もゴネなかったのかは部外者にはわからないけど、会見の彼らの表情には清々しさが感じられてなんだかホッとしました。
渋々活動休止するんじゃないんだなと信じられる顔。
まだ２年あるのに今発表するなんて、こんな誠実なグループはいない。
会見で無責任ではという意地悪な質問が飛んでたけど、どこが無責任なのか！質問した人に「こんっばかちんが！」とnazu渾身の平手打ちを食らわせてやりたいッス。
まだ期間があるとはいえ、安室ちゃんの引退の時みたいにその日が近付くにつれて寂しさが募っていくんだろうと思います。
5人揃った状態で見れなくなるなんてまだ想像がつきません。
いつかまた嵐として笑顔で再出発してくれることを願いながら、残り2年の彼らの活動を見守りたいと思います。
今日の記事タイトルは「風の向こうへ」より引用させて頂きました。
北京オリンピックのイメージソング。元気出ます＾＾
↓ランキングに参加しています。クリックで応援して頂けると嬉しいです*
にほんブログ村
