観劇するのは初めてではなくて、最後に見たのは中学生の時だったかな…。
とにかく20年近く前のことです。
また観たいと思っていてもなかなか九州に来てくれなくて、大学生の時にも来たんだけど結局行けずに終わり…。念願叶ってようやく。
初めて観た頃はミュージカルが苦手で、母が「行こう!」って言わなかったら多分行きませんでした。
しかし実際に目にしたらもう!そりゃもう…!!何度鳥肌が立ったかわかりません。
元々ディズニーのライオン・キングは大好きだったので、それを人間が見事に演じきっていたのが衝撃的でした。
大人になって再び観ることができたその作品は全く色褪せておらず、寧ろ進化していたように思います。
例えばラフィキが歌いだす最初のシーン。昔見た時は客席から登場していましたが、今はステージ上から…とか。意外な所から登場して度肝を抜く演出もありだけど、作品におけるこのキャラクターの重要性を考えるとステージから登場した方が合うかも。
私が舞台を観る時に特に楽しみにしているのが地元ネタ。
公演地の方言や名産を台詞の中に組み込んで会場を沸かせるというやつです^^
ライオン・キングだとティモンとプンバァがその役を担っていました。
なんと台詞が全部博多弁。お見事でした!
「よー見てみんしゃい」とか「こんバカチンがぁ!」とか…。ティモンの方は結構汚い言葉遣いしてましたね~田舎のクソオヤジみたいなw
歌の歌詞も博多弁。
♪俺たちの~生き方た~い
無論、演じるのは人間だし観ている私も人間なので「これは前観た時の方がよかったな」と感じた部分もあります。
子役の歌唱力は前回観た時の方が上手だった気がするとか
ヤングシンバの台詞間違いとか(自分の聞き間違いかもしれないけど、"子どもだから"と許容はしません。だって劇団四季だもの)
シンバの咆哮に雄々しさが足らない気が…とか
でもこれらはやり直しがきかない"演劇"だからこそ感じるもの。
次に観る時にはもっと良いものになっているといいなという期待にも繋がります。
さて、わたくしnazuが最も魅了されたキャラクターはズバリ!
画像引用:ディズニーキッズ公式
スカー
主人公シンバの叔父さんです。
人気のあるヴィランズキャラだと知ってはいたけれど、私は特別に「好き!」という感じではありませんでした。色気があるな~とは思っていましたが(笑)
でも今回 ミュージカルで改めてスカーというキャラクターを見つめ、その傲慢さと狡猾さ、孤独を抱え、垣間見える愛に飢えた一人の男の虜に…(*´v`*)
「誰も俺を愛してくれない」(台詞違いあったらごめんなさい)という台詞をコミカルな感じで喋るのですが………なんて可哀想なやつなんだと(T_T)
周囲の愛情が兄ムファサに集中してしまえばそりゃ弟はこうなりますって;
で、このスカーとハイエナ達が歌う「覚悟しろ」という歌が迫力あって凄いのです。
アニメの方だと「準備をしておけ」という曲名で入っているあれ。
最後の高笑いは最高に気持ちが良いだろうな~。自分がイケボだったら絶対真似してる←
この曲の中で披露されるハイエナのダンスが最高に格好良かった。
最高に!格好良かった!!!!!(語彙力が行方不明)
鳥肌立ったし、この時点でスタンディングオベーションしたい気分でした。
そして、ライオン・キングといえばやはり「サークル・オブ・ライフ」
MUSIC FAIRに出てたのか~。
これ、観劇してから何十回も再生している(笑)
歌もだけど動物達の様子をじっくり観察するのも楽しい。
8月には実写版も公開されますね!
もう「リアル」以外の言葉が見つからない…!!
これは劇場で見たいな~!(>v<)
懸念しているのは、リアルすぎる故にライオン個々の見分けがつくかな…ってところかな。スカーは傷と痩せ型体型ですぐわかりそうですが(笑)
話題があっちこっちいってしまいました;
とにかく、久しぶりに観たライオン・キングは期待以上のものでした!
流石劇団四季です。キャッツも有名なので機会があれば観に行きたい。
元気をたっぷり貰いました。
本日茶おりが出てきたので(血涙)、ハクナ・マタタでも歌って気持ちもリセットしたい。
心配ないさああああああ!!!!!(涙)
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