Piggy&Bunny

肩の力を抜いて生きたいアラサーが、息抜きと心の整理の為に書く雑記ブログ

孤独からは逃げられない

 

 

こんにちは、naruです。

 

先週の水曜日に最後の仕事を終えまして、翌日から産休に入りました。有休消化してそのまま退職なので、完全なる専業主婦と変わりません。

この一ヶ月弱の間は引き継ぎ業務で頭がいっぱいだったので、ようやく出産に向けて気持ちを切り替えることができます。複数の事を同時に進められるような器用なタイプではない^^;

 

 

そう、メンタルの方が器用なタイプではないんです。

 

 

先日、分娩予約をしている病院のホームページを覗いてみたら「里帰りを予定している方は帰省先で2週間待機をしてから受診を――――」と記載されていました。

私の初診は5月1日。2週間前に帰省するとしたら4月17日。

無理だろ。

しかも甲状腺病院の予約の関係で、やはり帰れるのは最短で5月1日。これでも当初予約していた日程より早めたんです。

 

もう仕事は辞めたし、通院と週に一回の買い出し以外で外を出歩くつもりはない。

実家で2週間待機するのと同じ扱いにしてもらえないだろうかと淡い期待を抱いていましたが、その考え方は甘かったようです↓

 

 

産院に電話をしたら看護師さんが対応してくれました。

ワケを話すと「帰省先で2週間待機をお願いしています」「通院って何の病院ですか?」「34週までに帰ってもらう決まりになっているんですが」と強めに言われてしまい、委縮してしまう私…。

甲状腺の予約を変更してでも早く帰って来いとでも言いたげ。

本当ならそうするべきですよね。

それなのに頑なに「5月1日にしか帰れません」って言い張ってしまったんです…。後から冷静になって呆れたんですが……ハァ…

問い合わせる前に、甲状腺の方をもっと早い日程にずらせないか確認するべきでした。

 

現状では帝王切開の必要もなく無痛分娩の希望もなし、妊娠経過に問題もない。

そういうわけで例外として35週目での初診を認めてもらえることになりました。

わがままを言ってしまって本当に申し訳なかった…。

 

35週って場合によっては産気付いてる可能性もありますね;

こればっかりは誰にも予想できないので、正産期までお腹にいてくれることを祈るしかありません。もし早産になったとしても対応できるように早めに入院準備はしといた方がいいだろうな。

 

 

今回は偶然ホームページを見たから気付けたのですが、知らずに予定通り5月1日に来院していたらどうなっていたんだろう…。

馬鹿正直に「今日帰ってきました」って言っちゃったら予約取り直しになるんだろうか。

嘘吐いて「2週間前には帰省してました」って言う人もいるのでは…。

 

一瞬考えてしまいました。当日帰省したことを内緒にすればいいのではと…。

でも自分がコロナに感染していないなんて言い切れないし、そんな自己中心的な行動で周りに迷惑を掛けることはできません。

 

初診が通常より遅くなってしまうのは心配ですが、もうこれ以上変更等はせずにいきたいと思います。

 

 

 

産院にはこれまで赤ちゃんのことで2回電話をしているのですが、3回目の今回はスタッフの雰囲気が違ったというか…。

私の言い分を聞いたら迷惑そうでしたし(そりゃそうだ)、ピリピリした空気が伝わってきました。

現在医療現場が大変なことになっているのはニュースを見て理解しているつもりです。

産院にも子どもがいるスタッフさんはいるでしょうし、出勤できているのは通常より少ないんじゃないかな…。とにかく忙しそうでした。

 

当然ながら立ち合い出産は中止で、入院中の面会も禁止。荷物の受け渡しもスタッフを介さないとできません。入院してから家族に「あれ忘れたから持ってきて!」を気軽にできないというわけです。退院まで誰にも会えません。

陣痛中は身内が一緒にいてくれるわけではない。だからといって常にスタッフが傍についているわけでもない。電話対応であの様子ですから、ちょっと声を掛けるのも恐縮しそう…。

孤独な入院生活は目に見えています。

バースプランなんて考えていたことが馬鹿馬鹿しいとさえ思える。

出産予定日は6月半ばだけど、この調子で感染者が増えていけば産院の状況は何も変わっていない気がします。

 

 

何もかも対応が遅すぎる政府が憎いですし、これだけ「外出自粛」を呼びかけられていても不要不急の外出をする人達が憎いです。気持ちはわからなくもないけれど。

全ては「コロナさえなければ」。

 

予約をしていた産院から断られて分娩難民になった妊婦さんもいると聞く。私は県内帰省だから大丈夫だろうと思っているけれど、絶対にそうならないとは言い切れない。

ネットを見れば里帰り出産をする妊婦を悪人呼ばわりするコメントも見受けられる。

「里帰りしなくてもなんとかなりますよ~」「夫に立ち合いしてもらったところで何も役に立たないですよ~」という経産婦の上から目線のコメントにも腹が立つ。

 

誰一人味方がいないような孤独感に襲われて、あんなに夢だった出産がちっとも輝かしいものに思えない。赤ちゃんは着々と外に出る準備を始めているというのに。

私の性格上、コロナがなくてもキラキラマタニティライフを送っていたとは思えません。

だけど「こうしたい」という憧れは少なからずあったわけで。

 

でも自分だけじゃないんですよね…。

これから出産って時に「今日から立ち合い(面会)が禁止になりました」と言われたお母さんもいるはず。

このぶつけようのない悔しさは同じ立場の人じゃないとわからない。

「あの時は大変だったね」と笑える日がくるといいな…。

 

息子の産声を想像することだけが現在唯一の楽しみです。

 

 

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