わたくし、大学の卒業研究で色彩を取り扱うくらい色の世界が大好きでして…
しかし配色センスは皆無。小学生の時に授業で描いた絵は人から「どうしてこんな色で塗ったの?」と言われることも珍しくありませんでした;
そしてそのセンスの無さは大人になっても引き摺っています。
洋服やメイク用品の買い物は失敗ばかり;
いい加減になんとかせねばと危機を感じ、意を決して先日パーソナルカラー診断を受けてきました!
パーソナルカラー診断とは
肌や瞳、唇、髪色など、生まれ持った色素は一人一人違います。
自分の色素と調和する色を知ることによって、自分に似合う色を探す…それがパーソナルカラー診断です。
パーソナルカラーはまずイエローベース(通称イエベ)とブルーベース(通称ブルベ)に分かれ、それぞれ春秋と夏冬にカテゴライズすることができます。
イエローベース
スプリング(春)
ビタミンカラーなど、爽やかでクリアな色が似合う。
画像引用元:BEAUTY JOURNAL
オータム(秋)
アースカラーなど、深みのある落ち着いた色が似合う。
画像引用元:BEAUTY JOURNAL
ブルーベース
サマー(夏)
パステルカラーなど、ベールを纏ったようなスモーキーな色が似合う。
画像引用元:BEAUTY JOURNAL
ウィンター(冬)
ビビッドカラーなど、澄んだ鮮やかな色が似合う。
黒が入るのはウィンターだけ。
画像引用元:BEAUTY JOURNAL
例えば、パーソナルカラーがブルベ夏の人はパステルピンクは似合うけどサーモンピンク(イエベ秋さん向け)は似合いません。また、同じブルベでもブルベ冬さん向きのビビッドピンクをブルベ夏さんが纏うと、顔の印象が色に負けてしまいます。
パーソナルカラー診断は、似合う色というより似合う色調を知る診断になります。
カラー診断は高い?
以前から興味はあったのですが、私の基準では決して安くないので足踏みしていました。
しかし実際に体験してみて、お金を払ってでも受けるべきだと思いました。
私がお世話になったサロンの方オーナーさんによると、カラー診断の値段がお高めなのはリピート客が望めないからだそうです。確かに美容院やマッサージとは違って繰り返し受けるものではないですもんね。
カラー診断専門の所だと1万越えたりしますが、メニューの一部にカラー診断がある所などは価格が安いイメージがあります。(カラー診断以外でも集客が可能だからですね。例えばエステとか) 私が受けたサロンは後者です。5500円でした。
ファッションビルの隅っこで1人の講師と複数名で受けられるカラー診断もあるようです。これは比較的安価なのでお試しには丁度いいかも。ただしマンツーマンの方がじっくり見て貰えますし知りたい事を訊きやすいので、個人的にはそれなりの費用をかけてマンツーマンで診断してもらえる所をおすすめします。
肌は加齢によってくすんでいきますが、似合う色が変わることはほとんどないそう。
ブルーベースの人が年を取ってイエローベースになることはないんだとか。
一度受けておけば今後の人生にも役立てることができるので、体験してみる価値はあるのではないでしょうか。
早速受けてみた
まず最初に見られたのは手の平の色。次に腕の内側の色。そして瞳の色。
髪の色も見られました。染めている部分と根本の地毛の部分両方チェックされました。ちなみに地毛は黒いです。
日焼けするとどうなるかも訊かれました。
私は日に焼けると赤くなり、色素沈着せずにまた戻る感じです。地黒の人は元に戻らず小麦色に変わる人が多いんだとか。
診断の流れ
さあ、いよいよ本格的なカラー診断のスタートです!
正確に診断するために自然光の下で、ノーメイクの状態で行います。もう一度言いますよ?ノーメイクです。……鏡に映る自分の顔を見るのがつらい(T▽T)バケモノ
首周りに色布を掛けて、顔の明るさや陰影を見ていきます。
ゴールドとシルバー
まずは金色と銀色の布を使っての診断。アクセサリーや、フォーマルドレスに合わせるストールの色を決めるのに役立ちそうですね。
どちらの色も悪くはありませんでしたが、シルバーの方が肌が明るく見えたので、アクセサリーはシルバー系統がお勧めだそうです。
ホワイト
白と生成りの布で同じように比較。
こちらは白の方が良い感じ。
ちなみに真っ白よりオフホワイトの方が似合いそう、とのこと。結婚式で着けるグローブの色を選ぶ際、純白よりオフホワイトの方が馴染んだことを思い出しました。
フォーシーズンカラー
春夏秋冬4つの色調の布を掛けて、どの季節の色が似合うのかを見ていきます。
全部で何色試したか忘れてしまいましたが、最初はピンクでした。
友人と一緒に受けに行ったので、お互いの診断の様子も見ながら盛り上がりました^^
◇イエベ春・・・この色
友人「おー」
オーナー「悪くは無いですね」
nazu「ふむふむ…」
◇イエベ秋・・・この色
nazu「げぇぇぇぇ」
友人「うわぁぁぁ」
オーナー「これは暗くなりましたねぇ(笑)」
◇ブルベ夏・・・この色
友人「これよくない?」
nazu「明るくなった!?」
オーナー「うん、若々しく見えますね!」
◇ブルベ冬・・・この色
オーナー「ここまでいくと重たいかな~」
友人「色に負けちゃってるかも」
nazu「確かに~色に着られてる(笑)」
最初に試したピンクだと、夏>春>冬>秋の順で印象が良かったです。
特に秋から夏を試した時の変化が全然違う!
実際に受けるまで素人でも違いがわかるのかな…と半信半疑だったけど杞憂でした。
この後も赤、青、緑、黄、紫等の色で比較してみたところ、結果はピンクとほぼ変わらず。
私のパーソナルカラーは
以上の結果を踏まえて、わたくしnazuのパーソナルカラーは
ブルーベースのサマー
ということになりました!
日本人はブルべ夏が一番多くて、ブルべ冬が少ないのだそうです。
確かに色がパキッとしたウィンターカラーは外国人の方が似合いそう。
ちなみに友人もブルべ夏だったのですが、彼女の場合は二番目に似合うのがブルべ冬。
一方私のセカンドカラーはイエベ春でした。
なんてこった!二番目に似合う色がイエローベース!!
好きな色と似合う色が違った
春夏秋冬のカラーパレットを見てみると、パッと見イエベの方が好みなんです。
特にアースカラーに惹かれる私としてはオータムだと嬉しいなー…なんて思っていたのですが、実際に顔の近くにそれらの色を持っていくと泥人形のような顔色になりまして、こりゃイカンと思いましたw
オレンジなんか最悪なんだそう。眼鏡のフレームオレンジなんですけどwww
どうりで秋服買がしっくりこないわけだよ…。
ちなみにサマーの人が似合うと言われているパステルカラーはずっと敬遠してましたw
ぼんやりとした顔が更にぼやける気がして。
高明度の色や青味がかった色を取り入れると良い感じに見えるらしい。
暖色だとピンク系は全般的に似合い、黄色だとレモンイエローがおすすめ。
どうしても似合わない色(私の場合は秋)をファッションに取り入れたい場合は、ボトムスや靴など、顔から離れた部分に使えばOKだそうです。トップスに使う場合はパーソナルカラーのストールを巻いてカバーするのもいいんだとか。
勉強になるな~。
アイメイクもパステルカラーがおすすめ。派手系は似合わないのでラメよりパールを使用した方が良いとのこと。
チークはオレンジは肌がくすんでしまうのでピンクを選ぶべし。
オレンジのチーク近々買つもりでしたがやめます!(笑)
ヘアカラーはピンクブラウンやアッシュブラウン、ココアブラウンが◎。
オレンジ寄りのカラーは品が無く見えるので避けた方がいいとのこと。
来月までに髪を染めたいと思っていたのでとても参考になりました。
結婚前はピンク寄りのブラウンに染めていて、とても気に入っていました。あの時の選択は間違っていなかったということだな( ̄ー ̄)✨
色々教えて頂きましたが、全て覚えることは難しい。
洋服を買いに行っても「ん?何が似合うんだっけ?」ってなりそうですよね;
ですので、こんなものを購入しました。
ブルべ夏のカラーサンプル!
手の平サイズなんですよ♪
これをポケットに忍ばせておけば、服を選んでいる時にこっそりチェックすることも可能。
このカラーサンプルはいつも持ち歩いているポーチに。無料で頂いたフォーシーズンカラーのアドバイスシートは手帳に入れて持ち歩こうと思います。
パーソナルカラー診断はいつ受けるべき?
オーナーさんによると、カラー診断で苦手とされる色でも若い頃は言うほど似合わないわけではなかった、という人は結構いるようです。
それは似合うのではなく若さで着れていたということ。
段々若さではカバーしきれなくなってくるので、20代後半から診断を受けてみることを検討してみるといいんだとか。
また、結婚式のドレス選びの前に来る人もいらっしゃるそう。
一生に一度の晴れ舞台。一番綺麗な自分を見て欲しいですよね。私ももっと早く知っていればカラー診断受けてたかもしれないな〜。
ちなみに結婚式で着たカラードレスはスプリングかサマーに分類されそうな明るくて淡い色合いだったので、本能的に正解を選んでいたということか…(笑)
今回パーソナルカラー診断を受けたことによって、生活がより楽しくなるような気がします。
受けて本当に良かった!
まだ受けたことがない方は是非!やってみる価値ありです。
↓ランキングに参加しています。クリックで応援して頂けると嬉しいです*