ふと気付いたのですが、自分は妊活を始めてから"計算"ばかりしています。
算数も数学も大嫌いなのに。
例えば、生理開始が今日だから排卵日が今月の○日頃…ということは○日と○日はタイミング取りたいな~とか。
排卵検査薬はこの辺りで使おうかな~とか。
今回妊娠したら○月生まれだな~とか。
また駄目だったら○日頃から体温下がり始めるなぁとか。
妊活戦士にとっては基本中の基本ですが、よく考えたらこれまでの人生で一番計算に頭を使っている気がします。
そもそも自然に任せている人達はこんなことしませんよね。
「そんなキチキチしてるからストレスが溜まって妊娠できないんじゃない?」というようなことを人から言われたことあるけれど、好きでやってるんじゃないっての…!!何も気にせずに取り組んで授からなかったから悩んでるの!!!
自分のことだけでなく、他人事にも瞬時に計算脳が働くようになりました。
知り合いでも芸能人でもそう。誰かが妊娠し、予定月が明らかになると「なるほど、○月頃にできた子どもか…」とすぐに子作り時期を弾き出してしまう。
本人からすればそんなこと他人に計算されたくないと思いますが、これはしょうがないのです…。パブロフの犬みたいなものなのです…。
テレビで「山村ヒトミさん(34)、長女きららちゃん(13) ※例」なんて出てきたら計算しちゃいますもんね。何歳で産んだ子どもだろう?って。
わ~!この人10代で産んでる!デキ婚だろうな(※決めつけはよくない)
20代前半で産んだのかー。妊娠まで順調だったんだろうな。
今の私より5つ上の時に産んでる!なぜ私にはできないのか!!!
知らない誰かと自分の人生を比べるのは本当に疲れます。
でもこれはしょうがないのです。パブロフの犬以下略
今の私は間もなく生理予定日。
一週間ほど前から計算の日々です…。
これまでの基礎体温表と睨めっこしながら、過去の高温期の日数を弾き出します。
デュファストンを飲んでいた周期はどうだったのか。飲まなかった周期はどうか。
生理開始日の何日前から体温が下がり始めたのか。
グラフの形はどうだったか。
その日が来るのをただ待てばいい話ですが、これもやめられないです。
自分のパターンが見えてきてちょっと楽しいとさえ思えています(笑)
計算…
本当なら"計画"という意味で、計算の上で妊活をしたい人生でした。
子どもは何歳差で何人欲しいからいつから妊活を始めよう。
女の子あるいは男の子が欲しいから排卵何日前にタイミングを取ろう。
この季節に出産したいからそれ以外は避妊しよう。
こんな夢のような話を実現させている夫婦が存在することが私には不思議です。
羨ましい。
思い通りにいかない日々を乗り越えてやっと子どもを授かれたら…
その奇跡に対して、「ありがとう」を何億回唱えてもきっと足らない。
妊活という長い長いトンネルの中で、不安でどうしようもなくて、気持ちを落ち着かせるように私は今日も頭の中を数字で埋め尽くしています。
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