お腹の子がいつも以上に活発に動いていて、母ちゃんはゲロゲロしそう…
こんにちは、naruです。
今日は調子があまりよくありませんが健診に行ってきました。
赤ちゃんの様子は特筆するようなこともなく、至って順調。
推定体重がとうとう3000gに到達したので、そろそろ産まれてほしいなと思うようになってきました(笑)
私の体重は先週からキープできており、「頑張りましたね!引き続きお願いします」という激励の言葉と共に先週に続いて食事記録の宿題が課せられました…。一週間で解放されると思ったのに←
諦めていた立ち合い分娩ですが、一部規制解除となっていました。
同居家族1名のみOKだそうです。
私の場合は里帰り妊婦なので実家の家族のみということになります。つまり夫は対象外…。
実家の家族なら実母一択なのですが、これもちょっと悩んでいるところでして。
陣痛室までは実母にいてもらった方が安心なんだけど、分娩の時はう~ん……。
しかしこの病院、立ち合い解禁は飽くまでも分娩時のみ。分娩が近付くまでは駐車場で待機だそうです。なぜだ…。寧ろ陣痛室のみ立ち合いOKの方が赤ちゃんがコロナに感染するリスクは低いと思うのですが。
もしかして私、変なこと言ってる?
お産の流れをちゃんと把握できてないからこんな疑問が生まれるんでしょうか?
とりあえず夫に関しては予定通りフェイスタイムで"リモート立ち合い分娩"という滅多に経験できないような方法で見守ってもらうとして(笑)、それを母に託すか病院スタッフに託すかは早めに決めたいと思います。
短時間ですが面会も可能になったので、入院中の荷物は減らしていこうかな。
洗濯物は実家にお願いしよう←
話は変わりまして、昨日~今日の朝ドラ「エール」
女性は特に考えさせられる内容だったのではないでしょうか。
主人公の妻の音が記念公演の主役に選ばれ、練習に励んでいるある日妊娠が判明して…という内容でした。
どの女性の立場で見ても気持ちがわかる故に、心境は複雑でした…
※多少の台詞違いはご了承ください
まずはライバルの千鶴子さんの「やっぱりあなたは強欲ね。もう少し周りのことも考えて」「私だってこんなこと言いたくないのよ」という言葉。
友人達との楽しい学校生活や恋愛には目もくれず、ただひたすらに音楽の道を究めんと邁進してきた千鶴子さん。結婚をして音楽学校に通って記念公演の主役にも選ばれてその上妊娠…という音ちゃんに物申したくなるのも頷けます。
「皆さんには迷惑はかけません」という音ちゃんですが、それは絶対に無理。
妊娠した以上、人に迷惑を掛けないなんて絶対に無理なんです。
オーディションで主役に選ばれたのは誰もが認める実力者の千鶴子さんではなく自分。
だからこそ責任をもってヴィオレッタを演じ切らなければという音ちゃんの気持ちもわかりますが、身重ですし悪阻も始まりますし、ここは意地にならずに「迷惑はかけません」ではなく「勝手を言って申し訳ありません。降りさせてください」とすぐに申し出た方が周りの戸惑いも最小限に収まったような気がします。
音が悪阻で練習に参加できなかった2週間、他の人達は主役不在で練習を続けていたわけですし…
これは現代にも通じるものがあるなと思いました。
働く女性が妊娠すると必ず直面しますもんね。
妊婦も大変だし、その人の仕事をフォローする現場の人も大変。
少なからず誰かにしわ寄せがいくので、全員が心から「おめでとう!」ってならないのは仕方がないのかも…。世知辛い。
昨日の放送後の感想を漁っていると、音(と裕一)に関して賛否両論の声が見受けられました。
私も「音ちゃんは学校に通っているんだから妊娠は控えるべき」という批判的な目で見ちゃいましたね;
でもあの時代は避妊の意識は低そうだよなぁ…。
現代だったら、大事な仕事が決まっているのに中心人物が妊娠したと聞かされたら批難轟々でしょう。私もきっと陰口言ってるわ←
ただその時代の常識を鑑みると、思いがけないタイミングで妊娠をしてしまった音ちゃんの葛藤はそれはそれは苦しいものだったと思います。
椿姫の舞台がプロの歌手への道にに繋げられたら…という長年抱いていた夢への第一歩になるはずでした。
憧れの環先生にプロの歌手とは何たるかを説かれて、「夢も子供も」と欲張りになっていた自分の考えの甘さを思い知らされる音。先生も大きなものを犠牲にして今の立場を手に入れたんだろうなぁ。
妊娠ってそういうことだぞ音ちゃん…と思いながら見てたんだけど、今日放送の回を見たら彼女の夢が如何に本人の中で大きかったのかが伝わってきました。
「君の夢は僕の夢でもある」
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 4, 2020
一緒に音楽ができるその日まで、裕一は音の夢を預かると約束しました。#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ pic.twitter.com/39CTjctw8A
二階堂ふみさんの泣きの演技が素晴らしかった。演技じゃないみたい。
気付いたらもらい泣きしてた…。
このシーンでの裕一の言葉がまた優しいんだよなぁ…。良い夫婦だ。
元々子どもを産まない選択をしていた人は別として、妊娠を機にキャリアを諦めた女性は沢山いる。(昭和初期は女性は家庭に入るのが常識だったと思うので、結婚後も尚夢を追いかける音のような存在は珍しかったんじゃないかと思います)
どんなに頑張っても妊娠・出産は今まで通りの生活ができなくなります。
現代では男性の育児休暇が普及し始めているけどまだ珍しいですし、何にせよ子を産むのは女性なので、女性が何かを犠牲にしなければ無理なんですよね。
悪阻と戦うのも自分の時間を失うのも女性。
音ちゃんが悪阻で伏せていた布団の中で「どうして女だけ…」と漏らした言葉に思わず頷いてしまいました。裕一に対する「代わりに産んでよ」も^^;
古山家に第一子が誕生しました!
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 5, 2020
元気な女の子です👨👩👧#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ#1月に撮影 pic.twitter.com/22GKFhjr05
完全に父と母の顔になっている二人。見ているだけで幸せ。
音は一旦音楽の道から離れることになるのですが、冷静な目でみると「やっぱりこれが一番だよな」と思いました。
正直、「なつぞら」のなつが妊娠した後の展開が納得いかなくて未だにモヤモヤしてるんですよね。ドラマだけどさ…。
あと、私としては一番感情移入してしまったのはお姉ちゃんの吟さんの言葉。
妹夫婦の家を後にしてぽつりと呟いた「いいなぁ…赤ちゃん」という一言に胸が押し潰されそうでした。
私も何度もこの言葉を頭の中で繰り返していた時期があったので…。
独り言でも「いいなぁ」って言葉にするのは勇気がいる。
吟さんの場合は単純に子宝に恵まれていないだけなのか、旦那さんが職業柄家を空けているから子作りできないのか…どちらなのかわかりませんが、自身が子どもを望んでいることだけは間違いないですよね。
確か旦那さんは婿だったような…。ということは吟さんは実家の跡取りを期待されているわけだ。長女だから余計に重圧があるだろうに…。
上手く纏められないんですが、
身近な人が妊娠したことによってフォローに回った経験もあるし、人の妊娠を羨んだこともあるし、現在妊婦でもある私には今週の「エール」の内容はとても重かったなと感じました。
どの立場であれ女性にとっては大きな出来事。
令和になってもまだまだ理解やサポートが足りないように思う。
男性も出産できたらいいんだけどなぁ。(極論)
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