こんにちは、naruです。
昨日の話になりますが、初めて人工授精に挑戦しました。
ここまでくると如何にも不妊治療って感じがします。
ブログを始めた頃の自分が知ったら驚くと思いますが、タイミングで粘って早一年。自己流を合わせたら二年!これはもう充分AIHへの挑戦資格があるってことを認めざるを得ません。笑
まず、前日の夜に夫にリポDを飲んでもらいました。ツイッター情報ですが、リポDを飲むとセイシィの運動率が上がるんだとか。
気合入れて飲んでもらいましたが、その後お腹を壊したので今後この方法は使えないかもしれないw
そして当日の朝。
「ほな、いってくる…」と、採精カップを手にトイレに籠る旦那氏。
数分後、「無理矢理絞り出した感じやけど…」と不完全燃焼の様子で出てきた。
女の私にその感覚は理解できませんが、尿のようにすぐ出せるものではないことぐらいわかっています。本人曰く、「時間ギリギリに始めるんじゃなかった…」だそうです。
採精して2時間以内に持っていけばいいんだけど、出来る限り新鮮なものを託したくて外出ギリギリの時間に採ってくれたのです;すまねぇ…
量が足りるか怪しいところですが(私は確認してないけど)、とりあえずそれをクリニックに提出。
セイシィを洗浄・分離する作業に1時間は掛かるということだったので、ひとまず出勤し、一時間ほど働いて途中で抜けてクリニックに向かいました。職場と病院が近くてよかったです。少しでも働いて稼がねば。
診察室に呼ばれてまずは卵胞チェック。
Dr.「お、排卵してる…かな」
naru「ああー」(ガーン)
Dr.「前回大きかった卵胞が見えないからね。もしかしたら今朝排卵したかもしれないよね」
前日の朝に排卵検査薬が陽性になっていたので、もしかしたらAIH受ける頃には排卵済みかもしれない…と覚悟はしていました。
排卵する前に精子を卵管に待機させておくことが理想的なので、ちょっと残念です;
排卵後の人工授精で妊娠しましたという例も見かけるので悲観する必要はないんですが。そもそも排卵と三連休が重なってしまったのが不運でしたわ…。
そして相変わらず内膜の厚さは確認しない先生。
訊き忘れるnaru。←
「はい、じゃあ始めていきますよー」
いよいよである。
まず膣内を消毒して、そして何かよくわからないものを突っ込まれる。クスコ?
正直に言うと、私はAIHを甘く見ていました。
すぐ終わるだろうと…
無痛だろうと…
「ごめんねー、ちょっとチカッとするよー」
(い゛っ……!!!!!!)
痛みがあるとすれば一瞬だろうと勝手に思ってましたが、そんなことはなかった。
しかも子宮の位置?がわかりにくく、うまく入らない。
「ちょっと入りにくいから機械を替えます」
「はーい…」(機械とは!?)
その交換中もずっと痛みは続くわけです。
想像以上の痛み。終わらない痛み。
耐える私の顔はきっと…そう、
画像引用:男梅@ノーベル製菓株式会社
男梅。
痛かったのは恐らく子宮口辺りで、似たような痛みは卵管造影の時に経験しました。子宮口を摘まれた時が結構痛かったなぁ。
でもあの時はあらかじめ「痛いので鎮痛剤を飲んできてくださいね」と言われていたので覚悟していたし薬も飲んで挑みました。
でも今回は痛いなんて聞いてない…!!!
確かにネットを見たら「いつの間に?って感じでした」という感想も見かける。
卵管造影は平気だったという人もいれば失神するくらい痛かったという人もいるように、人工授精でも同じことが言えるんだな…。
人工授精一回の妊娠率は平均で7%ぐらい。
期待しちゃイカンとわかっていても、できればもう受けたくない……。
なんで出産でもないのに痛い思いしないといけないんだ。それも女ばっかり……
「今、もう入っていってるよー」
子宮口はずっと痛むけど、そう言われてなんだか不思議な気持ちになりました。
セッした時と同じ状況なのに、"選ばれしセイシィ"が今身体の奥に入っているんだなと思うと感動。
少しお腹が張ってる感じがしました。これも卵管造影と似ている。
ちなみに施術後から翌日にかけて少量の出血がありました。これも以下略。
終わって暫くそのまま。(ひざ掛け掛けてくれたけどお股スース―で落ち着かない)
その後はベッドに移動して30分ぐらい安静にしていました。
ベッドで休んでいる時診察室の声が聞こえてきました。
どうやら患者さんは妊娠されたようです。
満身創痍の今の自分にその話題はかなりきつい。
でもよく聞いてみると、その人は2年前と去年と立て続けに流産を経験しているよう。「流れないようにするにはどうしたらいいですか?」「流産は事故みたいなものだから、今の段階では神様にお祈りするしかないんだよ」という会話が聞こえました。
妊娠経験のない私からすれば三回も妊娠できたなんて羨ましい。
でもご本人にとっては「産める人が羨ましい」だと思います。
色んな人生がある。その中で望んでいない未来と出くわしたりする。どうやって向き合っていけばいいのかな…。そんなことを考えながら、その患者さんが今度こそ出産まで漕ぎつけるといいなと思いました。
その後、夫の精液検査の結果説明がありました。
AIH前に聞かされるものと思っていたんですが違いました。他の病院だとどうなのかな?
結果は無事、WHOの基準をクリアしていました!
去年検査した時と比べると、運動率のみ若干上回っていました。無理矢理絞り出した割にはよく頑張ったな…。腹下したけどリポD飲んどいてよかったのかもしれないw
濃縮処理後も運動率上がっていたので、この子達がなんとか卵子と出会ってくれていることを祈るばかりです。
今周期の排卵時期を纏めるとこんな感じです↓
D13 タイミング◇排検朝夜陰性
D14 (朝)排検陽性◇(夜)排検陽性寄りの陰性
D15 AIH◇(朝)排検陰性
排卵はD14の夜からD15の朝にかけてしたのではないかと予想。
やるべきことはやれたし、あとはいつものようにデュファストンを飲みながら2週間待つだけ。これが長いんだよな…^^;
以上、初めての人工授精の記録でした。
次があるなら今度は痛みを覚悟して臨みます。苦笑
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