Piggy&Bunny

肩の力を抜いて生きたいアラサーが、息抜きと心の整理の為に書く雑記ブログ

24w6d② 「前進」以外の答えはない

 

 piggy-bunny.hatenablog.com

 

続きです。

 

 

お腹の子に口唇口蓋裂の疑いがあると言われてしょげて帰ってきた私ですが、「これからどうすれば…」という悩みを少しでも軽くするため、里帰り先の病院に電話をすることにしました。

 

問い合わせた内容は以下3点です。

 

  • 口唇口蓋裂の可能性があるが貴院で出産は可能か
  • 出産後の授乳のサポートは問題ないか
  • 里帰り時期は早めた方がいいのか

 

回答はこんな感じ↓

 

「出産に関しては問題ないので是非うちでどうぞ」と言っていただけました。

ただし、口唇口蓋裂の程度は実際に生まれるまでわからない。どうしても授乳がうまくいかない場合は大きな病院に搬送になるとのことです。

口元の縫合手術をするには全身麻酔が必要ですし、麻酔を受けるにはある程度の体重が必要です。ミルクが飲めないのは死活問題!でもミルクを飲むには口の状態が……というわけで、親としてはその点はかなり心配しています。

里帰り時期は普通通りで大丈夫らしいので、予定通り4月後半に初診の方向で考えています。

 

分娩予約をしているこの病院はよくある産婦人科クリニックです。

選んだ理由は一人一人手厚いサポートを提供してくれそうなことと、私自身が幼い頃に入院通院していたせいで総合病院に苦手意識があったから^^;

しかしこうなった以上、自分よりも子のことを考えて、手術もできる総合病院での出産も視野に入れた方がいいのかな…と思い始めています。今から分娩予約なんてできるのか?情報を集めて早めに決断したいです。

 

 

 

ひとまず産院からは「大丈夫ですよ」と言ってもらえて、安堵した私が次に電話したのは実母でした。

第一子(私)が口唇口蓋裂だった大先輩。詳しい話を聞きたかった。

 

しかしいざ電話を掛けて母の声を聞くと言葉が出ず、「やっぱり後で電話するわ」と切ってしまいました。やっぱり泣いてしまう。

上手く言えそうになかったのでラインで報告。

するとすぐに電話が掛かってきました。

 

母「あんね、あんたも問題なく大きくなったやろ?やけん大丈夫」

naru「ううううううううう~~~~~~~」

結局泣くっていう。

 

 

気持ちを落ち着かせつつ、私が産まれた時のことを色々聞きました。

 

やはり授乳には苦労したよう。

専用の哺乳瓶を使ったり、哺乳瓶の穴をハサミで大きくしてみたり(←やったらダメらしい/笑)して、半ば流し込むような形で飲ませてたんだとか。

私は片側口唇口蓋裂だったけど、お腹の赤ちゃんは両側の疑いなので余計におっぱい飲みにくいのではないか…。飲ませ方のアドバイスや専用器具の備えが産院にあるならいいんだけど。

 

あと、どんな状態でもやっぱり我が子は可愛いんですって。

色んな人に見てもらいたくて私を連れて外を散歩してたらしい。でも祖母が「変な目で見られるから控えなさい」と言ってたんだとかw ばあちゃんの気持ちもわからなくはない。

そうだなぁ。そりゃ最初はびっくりするだろうけど、やっぱり我が子は愛しいだろうなと思う。産声を聞ける日が待ち遠しいです。

 

病院に関しては幼い頃は県外の病院にお世話になっていたので参考程度に聞いておきました。

今思えば手術の他にも言語訓練したり、小学生から歯科矯正もしたし…色んな科にお世話になりました。歯科に関してはうんざりして20歳前後で勝手に辞めてしまった。もう大人だし大丈夫だろうと思ってたのに、今では歯並び悪くなってます;(自己判断はダメ、ゼッタイ。)

 

自宅から通いやすい病院の方が子どものストレスにならなくていいかもしれない。

 

 

義理の両親にどう説明すれば…と吐露すると、母が「お母さんから連絡しようか?」と言ってくれました。

でもさすがにそれはダメなので、夫に説明した後に連絡することにしました。

 

 

 

夫帰宅。

 

夫「赤ちゃん見れた?」

naru「見れたよ。見れたんやけどね、残念な報告というか…心配な問題が発生してね」

夫「はい」

naru「赤ちゃんが口唇口蓋裂らしいんだって」

夫「…………なにそれ?」

naru「あたしが昔手術したって言ったやん?それ」

夫「あーなるほど」

 

結婚前にも妊娠がわかった時にも彼には説明したことがあったけど、あまり記憶には残ってなさそうでした。私が不自由なく生きてる姿しか見たことがないため、夫にとってはあまり大きな問題ではなかったのかもしれません。

でも私の落ち込み様を見たらただ事ではないと思ったらしく、「だいじょうぶだいじょうぶ。大丈夫だ」と繰り返し声を掛けてくれました。

 

※翌日には一日中病気や治療について調べていたらしく(仕事しろw)、私以上に「なんとかせねば」という気持ちを強く持ったよう

 

 

夫に話した後は義実家に連絡。

 

隠していたわけではありませんが、夫の両親には私の病気のことは話していませんでした。

正直、子どもに遺伝するなんて「まさか」と思っていたので、わざわざ話す必要はないと思っていたからです。

 

ざっくりとした説明しかできませんでしたが、義母からは「言いにくいことなのに連絡ありがとうね」と言ってもらえました。実際は複雑な心境かもしれませんが、受け止めてもらえてホッとしています。

 「見た目に関わることなので、お医者さんに相談しながらできることはやってあげたいと思います」と話したら「うんうん、それがええよ」と。

人に話していると母親としての意志も固まるというか、気持ちが落ち着いてきた気がします。

 

 

その後、義両親に連絡したことを母に報告。

翌日には母から夫へ、そして義母へ改めて私がどうのように育ったのかを詳しく話してくれたみたいです。何から何までありがとう母ちゃん…

 

そしてこちらは父からのライン。

 

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 お゛と゛う゛さ゛ん゛・・・!!!(涙)

 

 

 

なんて頼もしいんだろう。

私の味方は我が子の味方。

夫の言うとおり、きっと大丈夫。

過去を振り返ってクヨクヨしてばかりはいられません。

 

何より励まされるのは、子がボコッボコッと力いっぱいお腹を蹴ってくれることです。

 

私も前に進まねば。

 

 

 

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