「穴がほげる」
これは私が住む地方の方言で「穴があく」を意味します。
いやー、とにかく私の身の回りには穴がほげたものが多い!
靴下なんてすぐほげます。
親指辺りの生地が薄くなってきたのに気付いたら左右逆に履くようにしてますが、そんな悪あがきも一時的なもので、すぐに親指がこんにちは~と顔を出します。
洋服もそう。
袖とか裾とか…一体どこで引っ掛けたんだか。
インナーで着れる物はそのまま着てます。息子にお金を使いたい今、たとえボロ服でも我慢して着ますとも。
こないだは夫の穴ほげたパンツを見つけました。
パンツもインナーといえばインナーですけどね、大事な部分は無事だったけどさすがに捨てましたね。
そしてつい最近穴がほげた物は…
息子のホッツ床。
前にブログにも書いたと思いますが、口蓋裂が塞がっていない息子が食事の際に必ず使用する重要アイテムです。
前歯が当たる部分がやや薄くなってる気はしていたのです。
気のせいだと思って使い続けていたら穴ほげてました。
ミルクは普通に飲めてるし、離乳食食べさせにくいのは穴のせいじゃなくてホッツがパカパカなるからだし(←)、とりあえず今度の外来で訊いてみよう~とそのままにしてました。
が、「気になることがあったら気軽に問い合わせてください」と言われているし、穴がほげるってただ事ではない気がして結局受診の4日前に電話で問い合わせ。
病院「明日すぐ見せに来てください」
え~~~~~~!!
次の受診日じゃだめですかと食い下がっても通りませんでした;
穴の部分から割れる可能性があるからだそうです。
ホッツが使えなくなったら息子はどうやってミルクを飲めばいいの!?さすがにそれは困るということで翌日受診することに。
問い合わせずに外来でいきなり「穴がほげてまして~」なんて言ったらきっと怒られただろうな;
急遽決まったのでいつも車を運転してくれる夫は予定が合わず、私は運転に自信がないため交通機関を利用するしかない。またコロナが爆増しているこの時期に!?
頭を抱えていたらなんと実父が送迎してくれることになりました!神様…!!
自宅から病院が遠いとこういう時に困りますね;私が安全運転できれば問題ないんですけども…。(高速コワイヨ)
Dr.曰く、ホッツに穴が開くなんてことはかなり珍しいらしいです。
「噛む力が強いんだね」とのこと。
つまり息子の噛む力によって穴がほげたということ!?直母してたらtkb千切れるじゃん!!恐ろしい子!!!!
まーでも哺乳瓶の先っちょも何度も買い換えたし、噛む力が強いことは前々から知ってましたよ。まさか固いホッツに穴ほがす程とは思ってませんでしたが。
「すごいねぇ」と笑いながらホッツ床を手直しするDr.
そして調整してもらったホッツがこちら↓
更に穴ほげとるやないか!
敢えて穴を大きくして歯が当たらないようにすることで割れを防止するようです。
短時間の間にちょちょいのちょいで改善してくれるんだから歯科技工士さんは凄いな。
穴の所がひび割れるなど異常があったらまた連絡してくださいとのこと。
ですが今回のように急に受診しないといけなくなるのは困るので、なんとかこの状態で次のオペまで維持してほしいなと願うばかりです。今は舌でホッツを動かしたり噛み噛みして遊んでいるので、内心やめてくれ~!と叫ぶ日々…。
というわけで、息子の大事なアイテムに穴がほげた話でした。
本人はズリ這いで部屋中を移動するようになったので、次に穴がほげるのは障子ではないかと予想しているnaruなのでした~