壬生寺を後にして改めて八木邸へ。西本願寺に移る前はここが新撰組の屯所でした。
手前の和菓子屋さん(写真右側)で見学料を支払います。
支払い時にもらった引換券は、見学後に抹茶と屯所餅が頂けますよ^^
まず職員のおじさんが 奥まで案内してくれました。
「どこから来たんですか~?」とかそんな他愛も無い会話をしつつ……和菓子屋さんのすぐ裏なので歩いて数秒で着きます(笑)
二階建てですがこじんまりとしたお家です。
見学できるのは一階のみ。写真撮影も禁止。
どうぞと促されたのは奥の間。既にガイドさんのお話が始まっていました。
内容は新撰組誕生から芹澤鴨一派暗殺、池田屋事件などの有名な出来事、新撰組の終わりまでをザーーーッと早口で語られました。
お話を聞いているこの奥の間こそが芹澤鴨が暗殺された部屋。
芹澤鴨と愛人のお梅がどう並んでどちらに頭を向けて寝ていたとか、そんな詳細まで。
現場は血の海で、天井まで血が飛び散っていたという。ふと天井を見上げると、液体の上から塗装したような跡が……いや、これは血じゃないと思う。150年以上前の話だしガタガタガタガタ:( ;˙꒳˙;):
わかりやすいように大河ドラマに出ていた芸能人のお名前を出されていましたが、「ここで鈴木京香さん(お梅役)が殺されたんですよ」と言われた時はオイオイ~とつっこみそうになりました^^;
さすがは新撰組と言いますか…女性でも容赦しなかったんですね。
怒涛のような語り口でしたがまぁ面白かったです。
奇襲を受け、枕元に置いていた刀で応戦しながら隣の部屋に逃げた芹澤鴨。しかし文机に足を取られて転倒し、そこで斬られ死に至ります。
その時の文机と鴨居に刀傷が残っていました。
傷は光でよく見えなかったので、解散後にもう一度戻って確認。「これです」って言われなきゃわからない…。保存のためなのか透明カバーが被せてありました。
見学し終わったら和菓子屋さんに戻って抹茶と屯所餅を食べました。
和菓子が苦手な私も食べれる。
ここまでで30分ちょっとだったと思います。予想外にもサクッと見学し終えました。
すぐ近くの旧前川邸にも立ち寄ってみました。
こちらも新撰組の屯所の一つで、八木邸が手狭になったため近藤や土方は前川邸の方に移って寝泊りしていたとか。
旧前川邸といえば古高俊太郎の拷問、山南敬助や野口健司の切腹といった血生臭くて怖い印象があります…。有名なだけにちょっと見てみたい気もしますが。
でも残念ながら中は見学できません。
写真がホームページで見れます。
内部の見取り図が門に掲示してありました。(本人が映り込んじゃってすみません/笑)
山南さんが切腹したのは中央奥の間だそうです。
山南敬助切腹といえば、大河ドラマでの堺雅人さんの迫真の演技を思い出します。明里との最期の別れも…。思い出すだけで涙が出ます(;;) あの後しばらく山南ロスでした。
もしその現場を見ることができたなら涙無しでは帰れない気がする…。
京都四日目は令和になっても人々の心を惹きつける新撰組に思いを馳せてみました。
ダラダラと続いた京都旅行記はこれでおしまいです!
写真色々載せたので、(これでも厳選した)春に言った台湾旅行と記事数があまり変わらないというw
京都は行く度に大好きになります。まだまだ巡りたい寺院が沢山ある。
また行きたいです^^
ここまでお付き合いくださりありがとうございました!
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